■中頭病院における研修の取り組み(特に心臓血管外科に関して)
<Wet labo(ウエットラボ)>
<アニマルラボ>


 Wet laboとは(主に)ブタの心臓を使用し、実際に弁置換術、弁形成術、人工血管の手術などを体験する「教育の場」であります。
 この心臓は、主に食用に飼育されたブタから正式な手続きを経て摘出されたものを用います。
ブタの心臓はその構造が人間に近く、ある種の手技ではほとんど実際と変わらないようなシチュエーションを得ることが出来ます。
 こうして、通常は7〜8年目ぐらいにならなければ出来ない手技のシミュレーションが可能になるのです。

外科後期研修医が大動脈弁置換術を行っています。看護師や他の医療スタッフも見学することが可能です。

ブタの心臓です。

 これは何も心臓血管外科を志す研修医のためだけではなく、その他の外科医、さらには内科系志望の医師にも大変役に立ちます。
 まさに心臓の解剖が手に取るようにわかるからです。
 現在1年に2〜3回のペースで行っております。

 さて、さらに筆者が試みた研修が「Animal labo(アニマルラボ)」です。

 アニマルラボの実際にについては、こちらから>>>